2006年01月10日

ドウス昌代『イサム・ノグチ上/下』

この本を見るまでは「イサム・ノグチ」という人は彫刻家というよりも、インテリアデザイナーなのかなと漠然と思っていたし、私が住んでいるのは北海道S市で、モエレ沼公園ってとこに「イサム・ノグチ」が作った巨大な公園があるとしかわからなかった。
 
 この本の読了後、すぐモエレ沼に行った。衝撃的な感覚だった。

 「イサム・ノグチはインテリアデザイナー」という肩書きしか知らなかった私はバカだな〜と思えてきた。まあ、『あかり』は欲しいけどね。

 非常に興味深い思いをあじわいました。。すごいよな〜
 
genjin


イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者

イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者
posted by 原人 at 22:28| Comment(9) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薄井ゆうじ『星の感触』

おひさです。
この『星の感触』の物語を通してのモチーフは、ゴヤの「巨人」です。

今の自分を変えたいと常日頃思っている主人公(良治)と、「巨人」で、背が伸び続ける男(猫田健一)との交流を通す作品で、人間の成長のメタファーとしてゴヤの「巨人」の絵画が出てくるわけです。
 薄井ゆうじの特徴の、淡々としていながら暖かい作品ですね。

星の感触
星の感触
posted with amazlet on 06.01.10
薄井 ゆうじ
講談社 (1994/03)

posted by 原人 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

「ZERO」 麻生幾 2004年 幻冬舎文庫版 

 いやあこの作品は上・中・下巻と、長編なのですが、一日で見終わってしまった!
 基本的にはスパイ小説なんだけど、その物語中での繰り広げられる日本・中国(大陸)の2国での政治機構や、軍事機構、警察機構等の描写力は素晴らしいものがあるなあ。

 それに中国北京の町並みや、人間模様などは行かないとわからない息使いが聞こえるようなかんじでした。

 結構たのしめました。

ZERO〈上〉ZERO〈中〉ZERO〈下〉

posted by 原人 at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月16日

江國 香織 「ホテルカクタス」

今日はわりと天気が良いので、(昨日は寒かった〜〜気分の良くなる小説を読んでみた。

 この小説は、その文章の情景を描いた絵が所々に見られる点で気分がよくなる。それも、この小説の中心である「ホテルカクタス」という名のアパート、もしくは登場人物の一部を描いているのだが、その絵がとても寂しい印象と、やわらかい印象を受け、この小説をよりよくさせています。
 その「ホテルカクタス」という安アパートには「帽子」「きゅうり」「数字」という人(?)が生活を営んでおり、最初から最後まで一貫として貫いているこの小説の骨子は「日常性」です。
 
 帽子・きゅうり・数字として登場人物が描かれているように、その特徴が面白く書かれており、僕はいやされました〜。その小説はなんだかおとぎばなしのような話でした。
 
 僕が気に入っているのは「帽子」です!こんなにも「悲哀」が似合「帽子」がいるでしょうか?渋いです。

 最近つかれてるんだなあ〜〜。走りにいってこようかな。   ブログ検索エンジン 31Engine

ホテルカクタス
ホテルカクタス
posted with amazlet at 05.09.15
江國 香織
集英社 (2004/06/17)
売り上げランキング: 36,055
おすすめ度の平均: 4.58
5 大人向けファンタジー。
5 違和感があるようで無い
4 どこにもないけどどこにでもあるような

posted by 原人 at 12:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薄井ゆうじ

今日小説をよんだ。薄井ゆうじの「星の感触」(講談社文庫版)だ。ま、あらすじは簡単に言うと、大男だ(巨人)という一種の才能を持つ男と、色んな特殊技能を持つ周囲の人間が、大男の背が伸びるに従いその周囲の人間の才能の変化→つまり成長していく。その中での苦悩や、族かを得るためには族かの痛みを伴うという構成であり、薄井造うじ節が出ている感じで面白かったな。
 この人の作品は、読んでてお腹に溜まり、そこから壊死させるようなタイプの小説ではないと僕は孫えている。でもこの人の読んだあとの爽快感が気に入っている。現代文学のなかでも、ここまで綺麗ぴかぴか(新しい)な小説は他ないと損う。薄井ゆうじの別の小説(今度ブログにものせたいな)「くじらの降る森」(講談社文庫)だったかな、あとがきで「薄井造うじ氏の作品は詩のようだ」みたいな事を書いてあった。最近僕が凄く気になっているひらめき小説家である。                                         ブログ検索エンジン 31Engine

星の感触
星の感触
posted with amazlet at 05.09.15
薄井 ゆうじ
講談社 (1997/03)
売り上げランキング: 336,410
おすすめ度の平均: 5
5 物語が心に触れる感じ

posted by 原人 at 12:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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